知らせがないのは悪い知らせよりまし
特別養護老人ホームにいる母の身体の調子が悪くなると、職員から連絡がきます。「熱が出ました。」「食欲がありません。」「水分を摂らないんです。」
軽い症状や、すぐ回復する症状ですぐに連絡がくるわけではなく、その症状が続く、とか、だんだんひどくなる、とか複数の症状が一度に出た、とか、ベットから起きれず寝たきりが続くと連絡があります。
連絡があってもすぐに様子を見に行けるわけではないので、その間は「大丈夫かな」「さらにひどくなっていたらどうしよう」と気を揉みます。
そして数日後、様子を見に行くと、元気そうな母が車椅子に座って大広間にいたりします。自室でベッドに横になっていると聞いたのになあ。「どうですか?」と職員に尋ねると「熱下がりました。」「少しずつ食欲、戻っています。」と言われ、拍子抜けします。「なんだあ、よかった。ここにくるまでずっと心配してたのに。」って。
よくなったら教えてくれればいいのに、「よくなりました。」という連絡はいつもありません。調子が悪くなった、という連絡だけです。
それでも「さらに悪くなりました。」と連絡が来るよりは、いいのかな。「もっと悪くなりました。」という連絡がないのは、「よくなった」って事なんですね。
まあ、職員の皆さんは忙しいし、調子がよくなって問題なくなったんだから、わざわざ忙しい合間を縫って「連絡しなきゃ」とは考えないでしょうね。
No news is good news「便りがないのは無事な証拠」ってよくいいますよね。イングランドのことわざなんだそうです。人間の心理として、何事もない平穏なときはわざわざ連絡をしないらしいです。
「便りがないのは無事な証拠」は、心配している人に向かって「心配しすぎないで」「何かあれば連絡があるから」と落ち着かせるために使われる言葉です。
これくらいの温度感で構えていた方がいいのかなあ。
土日、連休中の体調不良
とはいえ、やっぱり心配は尽きません。
特別養護老人ホームで利用者の体調が悪くなった時、対応できる医療行為には制限があります。しかも嘱託の医師は土日祝日に常駐してはいません。平日もずっといるわけではありません。
土日祝日に具合が悪くなった場合、医療行為はされないままです。発熱だと解熱剤を飲ませてくれる程度はしてくれます。
症状が重くなると救急搬送してくれるようですが、早々はその判断をしないで平日を待って病院に連れて行くのが、基本でしょうか。
なので、土曜日や連休初日に連絡があると心配は増します。休みの間に症状が少々悪化しても、嘱託医はいないし病院も休業しているから受診できません。
病状が悪化しなくても、寝たきりだと床ずれができてしまいます。
…心配しすぎでしょうか。「便りがないのは無事な証拠」と言いますが、「体調が悪いんです。」と連絡があったんだもん。心配になりますよ。
まあ、今は母は元気ですけどね。だって何も連絡がないから。(自己暗示)







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