とりあえず、ほっ
特別養護老人ホームに入居していた母が摂食症で入院してからは、毎週休みの日に面会に行きました。
特別養護老人ホームに入居する前に、母の認知症の薬をもらいに通院していた病院だったので、向かう道が懐かしく感じました。
本当は入院患者への食べ物の差し入れは禁止でしたが、看護士さんに母は甘いものが大好きだから「スイーツなら口にしてくれると思う」って説明して、特別に差し入れを許可してもらっていました。母の好きなスイーツを持って面会に行きました。
食べてくれるかなあ、というわたしの不安をよそに、一度目の面会時から「ちゃんと食べていますよ。」と病棟の看護師から報告を受けました。母の顔色もよかったです。
「え? そうですか?」
じゃあ、なんで? 特養では食べなかったの?
うれしいけど、ほっとしたけど、なんでなんでなんで? どうして6kgも体重が減ったの?
環境が変わって、もっと食べなくなるかと予想していたのに。
ということは、環境が変わったストレスで食欲がなかったわけじゃない、ってこと?
じゃあ問題は、特養の職員が言っていた「攻撃的」な行動の方でしょうか。母はどんなことをするのか、看護士に聞いてみました。
すると「特に攻撃的な行動は見られません。」と言われました。? どういうこと?
「他に問題となることがありましたか。」と聞きました。
「今の所は、何もありません。」
「何も問題はない、ってことですか。」
問題となる行動はないけど、体重が激減したことは重要な問題です、みたいな答えだったと思います。体重がもう少し増えた方がいいですねえ、みたいな。
う~ん。とりあえず、いい、のか?
この状態が続くと体重も増えていくかもしれませんが、1週間では早々体重は増えません。
だけど、とりあえず入院1週間目にして、とても安心しました。
新たな悩み
ほっとしても、他に気になることが出てきました。
退院までどのくらいかかるんだろう、ということです。
特別養護老人ホームの契約では、入院などで3ヶ月間部屋の利用がないと、退居となります。サービスを利用していないので費用はもちろん発生しません。でも3ヶ月以上は部屋をキープできないんです。
入院生活が長引くと退居となり、退院後に新たに入居できる施設を探さないといけません。そこで思い出したのは介護老人保健施設です。
介護老人保健施設については、以前に記事を投稿しました。入院後で入居できる特養の空きが出るのを、介護老人保健施設で待つ人は多い、って話を聞いた時の記事です。(詳しくは下の方の「関連記事」で。)
その話を聞いた時は、ふうん、くらいにしか思っていませんでしたが、今の母の状況ではそれが急に身近な話になりました。
そうか。入院期間が3ヶ月以上になると特養を退居しなきゃいけないから、こういう制度の施設が必要なのか、って。
一応言っておきますが、本当は「介護老人保健施設」(通称「老健」)とは、
要介護の人で病状が回復して退院しても、自宅での生活を送るのは困難な人が、リハビリなどを受けながら自立を目指す施設
です。
認知症の母は、退院後に老健でリハビリをしても、自立生活が送れるようにはならないんですが、老健への入居条件の「入院していた高齢者」には当てはまるから利用できるようです。
そういう施設があるのは、ありがたいけど、利用期間が3ヶ月~6ヶ月限定なので、その間に特養のような終身利用できる施設を探さないといけません。「施設探し」の苦労が付きまといます。
ああ、どうしよう。
まあ、面会時の母が元気そうで穏やかだったし、看護師さんの話では母には問題がなさそうだったので、そっちの心配に切り変わった、ってことです。幸せな悩みです。
ちなみに「特別養護老人ホーム」の正式名は、「介護老人福祉施設」です。「介護老人保健施設」とは2文字しか違わないので、要注意ですよ。
関連記事
特養見学、3件目 似たような名前の施設 施設の見学としては4件目







コメント