施設選別
わたしが母の指定介護老人福祉施設、通称:特別養護老人ホームを探す時は、「介護検索サイト」で希望する条件にあった施設を比べて検討しました。その後、その施設のサイトでどんな雰囲気の施設かのだいたいを把握して、なんか違うなあ、と思ったものを外していって、場所を確認して、何件かに絞り込んでいきました。
そして候補の施設に連絡をして、見学する日をセッティングします。見学の時に施設を案内してもらって、どういう設備があるか説明してもらえます。施設の雰囲気も肌で感じることができます。
通常は。
でもわたしが探していた頃は、コロナ禍真っただ中だったので、施設見学はできませんでした。施設の玄関先のスペースで説明を受けただけでした。雰囲気は玄関先の雰囲気しかわかりませんでした。本当に「スペース」で、部屋でさえなかったんです、どの施設も。入口入ってすぐの、テーブルと椅子が置かれた待ち合いスペースでした。
ウイルスブロックするには、しょうがないですよね。もし感染者が出たら大変なことになりますから、それはよく理解できます。
入所申込に必要な物
見学とは言えない見学の時に、申し込みに必要なものの説明もありました。
- 入所申込書
- ケアマネジャーの意見書
- 介護保険被保険者証のコピー
その施設独自の「入所申込書」を、施設の案内パンフレットと一緒にもらいました。
ちなみに2番の意見書は、当時お世話になっていた小規模多機能型居宅介護施設のケアマネージャーにお願いして書いてもらい、その1通を使い回していました。
申し込むかどうかの判断
施設見学、というか訪問のあと、その施設に申し込むかどうかを決めないといけません。複数の施設を訪問しても、どの施設でも見学はできなかったから、どう判断していいか、まったく、わかりませんでした。
妹と話して「もう勘に頼るしかないね。」という事になり、よっぽどイヤな感じがしない施設だったら、とりあえず申し込んでおくことにしました。
今考えるとコロナ禍の施設選びは、申込基準が単純化したから、逆に判定しやすかったのかもしれませんねえ。

コメント