5件目に選んだわけ
今回、見学に行った特別養護老人ホームは、1件目と同じくらい離れた場所で、待機人数は多い所と少ない所のを足して2で割った感じ。部屋は、従来型の多床室と個室があり、4人の多床室には、パーテーションで一人ずつの空間が保てるようにしているそうです。
その頃(コロナ禍中)は、どの施設でも室内の見学は禁止中だったので、唯一の情報源であるホームページで、部屋の様子などを隅々までチェックしていました。
そして今回選んだ施設のホームページで、わたしが一番魅かれたアピール文が、こちら。
オムツへの排泄、寝たままの排泄は、「百害あって一理なし!」
その方の排泄パターンを把握し、お手洗いへお連れします。
心に刺さりました。母がおトイレで失敗して、それを掃除をしている時、「リハビリパンツにしてくれれば、楽なのに。」と思っていたからです。「排泄パターンを把握して誘導する」ノウハウがなかったし、余裕・時間がなかったのも事実。でも「そう」した方がいいよね、やっぱり、って。やんなきゃいけないんだよね、って。
この施設の「排泄について」の方針は、他の施設では見られなかったことです。どの施設でもやっている事で、ただホームページに載せていないだけなのかもしれませんが、一番のアピールポイントではないってことかな、と感じました。積極的に取り組んでいるものが他にあって、一番じゃない。
それが決め手で、見学を申し込みました。
見学の印象
施設の玄関先で受けた説明については、他の4件と同じ感想にしかなりません。
玄関先の雰囲気とか、応対してくれた職員の印象とかで「違い」を見つけ出さなきゃいけません。
今回の施設は、地図で見ると敷地がとても広く、近くにある高校のグラウンドを含めた面積の三分の一くらいあります。特別養護老人ホームだけでなく色んな施設を併設しています。つまり入口が複数あったんです。わたしは間違えてケアハウスの入口から受付を訪ねてしまいました。
その時は自分の間違いに気付かず、受付の職員がわたしの見学の事を何も知らず、応対する職員が来るのが遅くて、雑に扱われている? という印象を持ってしまいました。
後からケアハウスを訪ねていたんだとわかりました。そして特別養護老人ホームの区画からはとても遠く、そりゃ来るのに時間かかるわ、と納得しました。遅い、なんて思ってすみません。なんなら、「ここ、違いますよ。」って特別養護老人ホームの方に行くよう、案内されてもおかしくないんだから、感謝しないと。

というわけで職員の対応については、◎なのでした。

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