小規模多機能型居宅介護施設の通いを利用し始める前に、大丈夫かな、と思っていた事がありました。それは、施設がにぎやか過ぎるんじゃないか、という事でした。よく言えば「にぎやかで明るい施設」、悪く言えば「ふざけたり騒いでばっかりの生徒が多い教室」
家での母は口数が少なく、おとなしい人だと思っていました。なので、母がなじんでくれるか心配でした。
半年に一回のサービス担当者会議で、教えてもらえる事は限られています。主旨はケアプランの決定なので仕方ありません。
毎年誕生日にもらう職員さん手作りのアルバムには、母の施設での写真がたくさん載っていました。それを見ると、わたしの心配は杞憂だった事がわかりました。家では見た事のない笑顔だったり、ふざけた顔だったり、変な格好の写真が大半だったからです。音楽に合わせて踊ると会議で聞いても、本当?と半信半疑でした。「〇〇さんは施設のいいムードメーカーなんですよ。」と言われても「へえ、そうなんですか。」としか返せませんでした。
が、アルバムを見るとあり得そうです。

アッカンベー

職員の方ときしゃぽっぽ?

いらっしゃあーい。どう? ウケた?

銅像の格好を真似する母(右足に注目)

マスクが…頭の上に?!
コロナ禍の最中、人目もあるからマスクをしてほしいのに、あごの下にずらしたり、耳からひもを外したりしてました。わたしの前では。でも施設では、頭にかぶって拒むそうです。拒み方が違います。たぶん一度ふざけてやってみたら、ウケたんだと思います。だから何度もやったのかなあ。施設ではね。

マスク?!
もちろん、気が乗らない時もあり、拒否が強い日もあったようですが。

避難訓練中ですよ。
上の画像は、避難訓練中の画像です。訓練はおもしろくなかったのか、下を向いて口を「へ」の字にしてます。座布団で頭を守らないといけないのに、まあ上手にバランスとって頭の上に乗せて腕組み。気は乗らないけど、ふざけてはいますよね。
つまり、母はおとなしい人ではなく、ふざけたい人だったようです。
わたしの心配をよそに、けっこう施設の雰囲気にハマっちゃいました。
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