現場の関係者が猛反発
「訪問介護・通所介護の軽度者外し、現場の関係者が猛反発 次期制度改正へ年末に結論」ですって。
厚生労働省は、訪問介護と、通所介護(デイサービス)を利用する要介護1と2の人の介護保険の給付をなくしたい、つまり全額を利用者の自費(10割負担)にしたい、って話です。以前にも、この話について記事を投稿しましたね。
審議会では、認知症の人と家族の会の代表理事が「認知症の場合、要介護1、2など身体的に元気な人ほど家族の負担が重くなるという現実がある。認知症の人や家族のために、訪問介護や通所介護などの重要なサービスは給付として必ず死守してほしい」と訴えておられました。
もし実現しちゃったら
これ、実現しちゃったら? どうしますか? デイサービスを利用できなくなって、介護離職する人が増えそうな気がしませんか。
わたしの母はもう要介護5で、デイサービスを利用しているわけじゃないんですが、もし利用していた当時、こんな話が持ち上がって法制度が改正しちゃったら、途方に暮れるでしょうね。
なんていうか…、介護離職を減らしたいのか、増やしたいのか…。この間、介護離職を減らしたくて介護休暇を有給にするように促進する、って言ってたのになあ…。
何を考えているんでしょう?
これを提言しているのが、選挙で選ばれた人達じゃなくて、ある省庁なんですよね。ある省庁が提言して今、厚生労働省が動いてます。この場合、反対の意思表示ってどうすればいいんですか? 商工会議所は賛成してますよ?
認知症の人と家族の会に託すしかないんでしょうか。
新政権が年内に最終的な判断を下すんですって。新政権? さあ、あの人達はどっちの味方でしょうか?


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