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認知症の母が進行性貧血だった場合

1.認知症

要、再検査

一通り、特別養護老人ホームの見学を終え、申込みをし、お声がかかるのを待っていた時の事です。

健康診断を毎年欠かさず、母に受けてもらっていたんですが、その年の血液検査では貧血が進んでいました。元々貧血気味で、ずっと「要観察」という判定でした。それが「貧血が進んでいるので、専門の病院を受診してください。」と言われるほどにひどくなっていたということです。

女性の多くは貧血気味で、それ自体は病気とは言われません。ヘモグロビンが減っていくと「進行性貧血」というようになるらしいです。それでも「病気」という位置付けではありません。何かの「病気」の「症状」として表れるという事です。

何が原因で貧血が進んだかを「病院で詳しく検査してもらってください。」と言われました。つまり「再検査」が必要って事です。

貧血の原因を特定するには

貧血の原因というと、栄養不足から重い病気まで色々あります。深刻な病気じゃありませんように、と考えながら近くの内科に連れて行きました。

そこの先生に健康診断で言われた事を伝えました。

先生は、どうしましょうか、と。

精密検査というと、大掛かりな機械を使ったりしますよね。そういう検査は無理でしょう? と。

そう。母の認知症は中期の後半くらいに進んでいて、そういう検査をじっと耐えて、受けてくれそうにありません。健康診断のレントゲン検査がギリ。血液検査は、採取に3人がかりです。MRIとかCTとか絶対に無理です。

どうしますか、って言われてもどうしたらいいんでしょうか。

「何か他に症状が出ていませんか。」と聞かれたので、関係あるかわからなかったけど、他に思い付かなくて(それくらい元気に見えていた…)骨粗鬆症だと言われた事を話しました。少し前に足を痛そうにしている、ということで受診した整形外科で受けた骨密度検査の結果が悪かったんです。

すると先生は「ビタミンB12が不足しているのかもしれませんね。」と言いました。「消去法でいきましょうか。」と。ビタミンB12が不足しているかどうかは、血液検査でわかるそうなんです。できる検査で原因が特定できたら、それはそれでいいし、そうじゃなかったら他に原因がある、とわかります。その時は、その時にまた考える事にします。

というわけで、ビタミンB12の血中濃度を調べる事になりました。ビタミンB12の血中濃度は普通の健康診断の検査ではわかりません。

ただの栄養不足でありますように、重い病気じゃありませんように、と願って。

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