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1.認知症

7度目のひとり歩きのあと

母の7度目のひとり歩きを見逃してしまったあとから、だんだん考えるようになった事があります。特別養護老人ホームへの入居です。どんなに注意してても、時には気の緩みは出るし、気を緩めたつもりはなくても、ほんのちょっとのスキをつかれて、見失いました。それが7度目です。何年経っても、ひとり歩きの可能性はずっとあるという事です。それからは施設への入居を考えるようになりました。
1.認知症

19,309人は多いか少ないか

2023年の認知症の人のひとり歩きで、行方不明になった人は19,309人でした。行方不明者の総数の22.7%で、一番多い。警視庁の発表だから、警察に届けた人だけの人数ですね。警察に届けなかった人達も入れると、もっと多くの人が、悩まされていると思うんですけど。19,309という数値を多いと考えるのか、少ないと考えるのか。どう思いますか。マイノリティなんでしょうか?
1.認知症

真夜中の徘徊

行方不明になった認知症の人を、警察は夜間の捜索はしない場合があるという記事を読んだことがありますが、わたしの住む町の警察は探してくれました。そして夜中の2時に行方不明の母が見つかったという連絡があり、迎えに行きました。地域によって違うんでしょうか。夜中に一人で歩いている高齢者は目立つから、見つけやすいと思うんですけどねえ。
1.認知症

GPS発信機とスマートトラッカー

スマートタグとスマートトラッカーは、利用できるOSが限定されているので確認が必要です。でもGPS発信機の方を選ばなかったという前回の投稿記事の補足です。
1.認知症

見守り用GPS発信機

家族がひとり歩きをして行方不明になった時に備えて、GPS機器を持たせる方が、あてもなく探すよりいいですよね。わたしの母には、もう必要ないのですが、もし今、わたしが母に選ぶなら? って考えて調べてみました。見守りGPSや追跡GPSの、商品とサービスはたくさんあります。色んな比較サイトを読んで、高齢者用とか追跡型よりも、子ども用の見守り型がいいような気がしました。
1.認知症

ひとり歩きも早期発見がいい

行方がわからなくなった認知症の家族を発見してくれたのは、4割が偶然声をかけてくれた人なんだそうです。4割が、「偶然」って、どう感じますか。4割で一番高い確率なんだけど、発見の「偶然」を頼るわけにはいかないよね、ってわたしは思いました。4割でも「偶然」は「偶然」だから。母の場合、計7回、行方がわからなくなったんですが、7回とも、偶然声をかけた人に発見されたわけではありませんでした。
1.認知症

認知症家族の会の要望

認知症の行方不明者に限らず、県をまたぐ捜索はしてくれないという記事をよく見ます。大雨の日や夜間の捜索もしないって記事もよく見かけます。捜索のため、スマホの履歴を見たいと家族が電話会社にお願いしたら、契約者本人にしか見せられないからと、断られたという記事も読んだことがあります。警察が見つけた認知症行方不明者は26%...。それよりも少ないのが家族で、9%だそうです。
1.認知症

水色インコの自由

数年前、うちに1羽の水色のセキセイインコがやって来ました。父が世話をしていましたが、おとなになったインコだったので懐かなかったようです。懐かないインコの世話が面倒くさくなったみたいで、父はカゴの扉を開け放しました。出て行け、と。出て行くと思いますか?
1.認知症

疑惑、再び

5年ぶりの母のひとり歩きは、警察のお世話になることなく収束しました。けれど、わたしには引っかかることがありました。どうして、母が出て行く時に何も音がしなかったのか。ドアベルも引き戸を開ける音さえ聞こえませんでした。ちょうど同じタイミングで出かけたであろう父に、母が出て行こうとしてなかったか、聞こうと考えていました。でも父の顔を見て、聞かなくてもわかりました。知ってたんです。知ってて誰にも何も言わなかったんです。